有年駅の南側の山上にある真言宗古義派の寺院で、天平2年(730)に行基が作ったとされています。
寺の名前のいわれは、その後、弘法大師が中国から帰る途中立ち寄り、鉱泉を発見し”験行”の二字をつけたと言われています。
境内には、室町時代の五輪塔が数多く残り、当時の隆盛が伺えます。
平成2年(1990)に本堂が修復され、本尊(薬師如来像)の開眼が行われました。
ペットボトルの水は天然水にあらず!ほんとの「100%天然水」
お寺を少しだけ下った先には「弘法の清水」と呼ばれる天然水が蛇口からでてくる場所があります。
この水のためにポリタンクを担いで山に登る人もいるそうです。
味は、ほんのり甘みがあり、管理人さんいわく、この水でコーヒーを入れるとおいしいそうです。
これがほんとの天然水か、そう思うはず。験行寺に訪れた際は、ぜひ飲んでみてください。