有年考古館は、眼科医だった松岡秀夫氏によって、昭和25年10月に設立されました。
開館60年後の平成23年5月に赤穂市に寄付され、平成23年11月11日にリニューアルオープンしました。
入館無料で「日本一小さな考古館」として、地域の人々に親しまれています。
卑弥呼が持っていたと言われる鏡『三角縁神獣鏡』や有年の遺跡から出土した土器などが多数展示されており、中は非常に充実しています。
展示品はどうやって集められた?
この考古館を建てた松岡氏は考古学に関する知識があり、近所の住民たちに、「もし昔の遺物らしいものを見つけたら私のもとに持ってきてほしい」と呼びかけたのが始まりでした。それ以降地元住民だけだけでなく、市内及び近隣の市町から様々な発掘品がここに寄せられ、たくさんの遺物が展示されています。